一夜明けまして少し落ち着きました。本当は昨日の夜の帰り道で感情を書き連ねたかったのですが、運転していてできなかったのが悔しいです。ライブは電車で行くべしだなあとか変なところで思いました。
このPCいつもすごく大きな音で排熱しようとしていて、いつ壊れるのか心配ですが、感想を書いていこうと思います。
2022年10月12日、水曜日。
18:00開演で、一緒に参戦する子の学校が終わってから駆け付ける感じだったので物販は17:00の枠を予約しました(オンラインで買い損ねてました)。
ガーデンシアターというところに初めて行ったので、入口がどこなのかとか、物販コーナーがどこなのかとか、よく分からない。まあでも人の多い方へ流れて行って分かりましたので問題ありませんでした。
グッズはあまり買わない派なので、うちわとペンラと……悩んだけどパンフを。クリアファイルも欲しかったしTシャツも欲しかったしバッグも欲しかったけど、やっぱり私は岡田担なので(?)どうにもこうにも踏み切れませんでした。
私は俳優・岡田から入ったV6箱推しファン、しかも2014年からの遅まきスタートです。
解散以来、今でも悲しみと切なさを引きずっていてGrooveコンの映像は見られていないくらいです。苦しくて。好きすぎて。見たいんですけどね。フクザツ。
FCもトニセンと健くんは入るかどうか悩み、今回の健くんのソロコンも参加するべきかどうか悩み……でもやっぱりコンサートは好きだし、現場でTwitterのフォロワーさんに会えたりするのも好きなので、参戦することにしました。
とはいえTwitterも全然見てなくて、情報も追えてなくて、自分の熱量の違いを実感していたので、こんな自分が健くんのコンサートに行ってもいいものかと逡巡していたのでした。
結論としては行って良かったです。やっぱりコンサートは楽しいし、知り合いに会えたのも、しゃべれたのも嬉しかったし、健くんの見せたいものを見られて良かった。
グッズを全部揃えるほどの熱量は持てなかったけれど、それでも行って良かった。次またあるなら、行きたいです。
さて。
以下ネタバレになりますので、見たくない方はお気を付けください。
-------------------------------------------------
会場は劇場型で、トロッコ走らせる感じでもありません。一階席がアリーナ、壁際を這い上がるようにスタンドが二階、三階、四階まであるという感じです(会場自体はアリーナが二階なので、最高段が五階と表記されます)。
傾斜がかなり急で、二階、三階、四階は客席が積み上がってるような感じにも思える。一番後ろの方はかなり奥まって感じられるかもしれないけど、傾斜がある分、全体を見られる感じがありますし、つまらない、という感じではないと思います。あのサイズで8000人収容なのかと驚きました。
我々はスタンド三階(表記は四階)前から四列目の上手側、なかなか良いお席だったと思います。
今回はアルバム「NEWWW」の発売が遅れたことにより(本来10月上旬のはずが11/16に変更された)、誰も事前に予習できていない状態でしたが、それはそれで面白かったです。会場内で流されている曲の歌詞も左右のモニターに映し出されていたので、「Answer」って曲があるんだ、くらいは分かりました。でもアルバムが6曲なので、たくさんあって歌詞と曲名とどんな曲かっていうのを全部覚えるのは無理で、それはまあ仕方のないことだったろうと思います。
マスク必須(フェイスガードを配っているというようなアナウンスが流れていたようですが、つけている人はほぼいませんでした)、声出し禁止でしたので、開演前の「V6! V6!」の掛け声もできず、でも誰からともなく二拍子の拍手が起こりました。
全体が拍手し始めたあたりで、流れていた音楽の音量がアップし、張り合ってきてるのか?www という感じを受けました。会場が暗くなり、いろいろな音が流れ始めて拍手は自然と止みました。うーん、まだ慣れてない感がありますね。初日だしね。
いろんな音というのは、足音、雨の音、車の音、赤ちゃんの泣き声、雷鳴といった、どことなく不穏な感じの音が多かったと思います。大きな音でびっくりしました。ガーデンシアターは音響がいいそうなので、どの席でもよく聞こえたと思います。私は耳が弱いというか大きな音が大変苦手なので(電車がホームに入ってくるくらいでも目を閉じちゃう感じで、大きなフードコートにいるのも長時間だと辛いくらいなので、外出時はヘッドホンをつけたりします)、最後まで耳を押さえていました。周りの方が見たら、聞きに来てるのになんなんだよって不快になったかもしれません。嫌な気持ちにさせていたらごめんなさい。
舞台上にはスクリーン、その後ろにソファと机(?)、健くんがソファに。よく見えましたが、本来は完全暗転で見えないはずの演出だったようで、確かにどこが始まりなのかわかりづらい感じはありました。
健くんの衣装はベージュっぽい色のつやつやしたジャケットとボトムス。ボトムスは幅広めで、ジャケットは肩のあたりにストーンがきらめいていました。で、インナーなし?! モニターでアップになる胸元に皆さん大変だったんじゃないでしょうか。私は大変でした。ああああだめです健くんそんなっ(ガン見)っていうwww
Siriらしき機械音声。何を言ってたかなあ、彼は来られないようです、みたいなことを……多分。
何せ今回、私としたことがメモ帳を忘れてしまって、記録しておけなかったんです。返す返すも痛恨でした。
設定としては、恐らく、待っている人は来ない、あの人はいない、という感じで始まった曲。ケミカルボリュームさんの「HELLO」でした。歌詞がいいんですよね。亡くなった友人を思って作られたとか聞いたことがありますが、遠いところにいる大切な人を思うという感じがとてもよく伝わるし、心の中が暖かくなる歌です。また健くんの切ない歌い方がグッときました。
2015年のSUPER Very Bestの時、三形態のすべてにスペシャルな曲がついていて、そのうちの一曲でしたが、私はこれがとても好きで、車の中でもよく聞いていました。なので、一発目にこれが来て、「おお……!」と驚きとともに感動しました。静かな入り方が大人っぽいというか、しっとりしていて、健くんはこういう感じで始めようと思ったんだなあとしみじみ。
ダンサーさんたちが出てきてすぐに、ああYOSHIEさん、と分かりました。豪華でしたねえ。さすが、圧巻のパフォーマンスでした。ジュニアの子たちを使うよりこっちのが可能性高いだろうと思っていたので、やっぱりそうだったか、という感じでした。
二曲目はマジカペ。これも大好き~。おしゃれで、ダンサブルで、いい気持ちになる曲ですね。
三曲目は分からないだらけ。Grooveコンかな? というラインでV6の曲が続いたのですが、健くんが好きそうな選曲だなあとにんまり。
でもやっぱり、分からないだらけのGrooveコンの絵が脳裏に浮かんでしまって、あれとは違うという感じを強く受けました。いい悪いではなくって、V6が好きだって気持ちと6人のパフォーマンスが見られないっていう苦しさとが相まって、きゅっとなりました。
四曲目で健くんの曲。アルバムからだと思われる曲。名前は分かりませんでしたが、セトリツイ検索してDREAMY REALITYという曲だと分かりました。
新しい曲はまだかみしめていないので感想とかうまく言えないのですが、全体的にラブソングというか、君と僕、という感じの歌が多かったと思います。ファンにはたまらないのではないでしょうか。
それから悲しいほどにア・イ・ド・ル。来ました。絶対歌うと思ってた。そりゃそうだよね。これも大好きです。
歌詞がモニターに出るのがとても良かったです。カッコよさ、可愛さ、儚さ、切なさ、自負、アイドルとしてのいろんな感情に触れられて心が熱くなる名曲です。
ここで映像。
そうか、お着換えタイムは映像の間にやるんですね~。
車を運転する健くん。夜の街。から、山の方へ行くのかな。途中で車を止めて、道端に降り立ち、車に寄りかかって切なそうにする健くん。ふむふむ。どういう意味があるんだろう。
と思っていたら二着目の健くん登場。
今度は黒のインナーに襟付きのカラフルなジャケットとひらひらしたボトムス。スカートと見まがうくらいの布量で綺麗でした。
全体としてジェンダーを感じさせないおしゃれな服が多く、さすが健くんと思いましたね。演出含めですが、やはり六人のコンサートでこれはできないよねっていう健くんワールドが展開されていたのですが、それがなんともいえないくらいおしゃれでかっこよくて「さすが」「天才」と頭の中で繰り返していました。
曲はMay beで、これまた大好きですわ!! だったのですが! しかも! 振付に手話が取り入れられていました~!!
天才。何度も言うけど天才的にかっこよかった。手話の番組で絵本の読み聞かせをしていて、確か土曜の番組でそれを振り返って、単語だけではない雰囲気、イメージ、質感などを表現していきたいとお話ししてくれていましたが、こんなかっこいい振付に昇華されるとは。撃沈。
多分、私の中では昨日の中でこれが一番かっこよくてメロメロになった曲です。や、どれも良かったですけども!
もちろん歌詞全部を手話にできるわけではなく、飛び飛びだったと思います。私より手話に詳しいうちの子も、「単語を拾ってく感じだったし、抜けてるとこもあった」と後で話してくれました。日本語とは語順も違うし、日本語の歌詞と手話とでは融和させるのも表現するのもとても難しかったと思います。でもすごくかっこよくなってて、メッセージも伝わって、本当に素敵だったなあ。
日本語の歌詞はモニターに表示されているのですが、最後、終わるときに「僕」「あなた」「大好き」と手話でやってくれたのはマジで撃ち抜かれた。会場のどれだけの人が分かっていたか分かりませんが、うちらの周りでくずれ落ちていたのは我々だけだったので、意外と皆さん分からなかった? のか?
間髪入れずSPARK!
これもなー! コンサートの時に一番好きだって、一番見てほしいって楽曲に上げていたから、絶対来ると思ってました。
六人で並んで踊るパフォーマンスを彷彿とさせる、ダンサーさん6人と並んで踊るシーンは、またもや胸がきゅっとなっていましたが、言葉にならない感情がこみあげていました。好きです(突然の告白)。
次、アルバム曲。SPARKの興奮冷めやらぬままだったので記憶が……! ごめん、健くん。
MC前の曲がミュージック・ライフだったのでまたぶちあがってしまい、その間がね、飛んじゃったの。ほんとごめんw
家でコンサートDVD見たい欲求に駆られて、現場に来てるのになんてことを考えてるんだ俺、と自分を叱咤しつつ、大好きな剛健の「がちゃがちゃw」が見た過ぎて吐きそうだった。なんで健くんの隣に剛くんがいないのか。その周りで嬉しそうに笑うトニセンと岡田さんがいないのか。苦しい。一旦気が付いてしまうとその苦しさから逃れられなくて、違うんだ、今は違うだろ、健くんのソロのパフォーマンスを見てるんだろ!! と叫びながら、でも周りのダンサーさんたちがV5じゃないことの悲しみが押し寄せてきて捕らわれてもがいても無理で……この、逃げられない感じがまさか後半パフォーマンスでみられるとは思いもしませんでした。
ここでMC。メモ帳がなかったので、ニュアンスだけです。
「俺は疲れたから座るよw」と言って重いという椅子を舞台中央に運んできて(可愛い)どっかと座る。
「ああ、なんか変だよね、一人でしゃべるってさ、面白いよね」とかも言ってた。
会場、ペンラのくまを押して出る音で反応。
「なんだ、何の音かと思ったよ、これかあ」「なんか、虫と思ったw 気持ち悪い音すんなあと思ったらこれだったw」
健くんww こだわりぬいて作ってこの言い草w さすがww
「どう? これ」「可愛いでしょ」会場(ぷぴぷぴぷぴ……)「いいじゃん! そういう感じね? しゃべれないからさw 音で返事するっていうw」
「ジャニーズ初の、音が出るっていうね、すごいよね」ぷぴぷぴ「ね、いいよね」嬉しそう。
「ペンラはさあ、おしゃれとか要らないでしょw」「そういうの欲してないでしょw」「どうせここでしか使わないんだからさあw」
「まあ中には? 『私がこれ持つのちょっと』とか躊躇う感じの人も? いるかもしれないけどね」可愛すぎるペンラはちょっとという人もいるかもしれないけどって話。
「光量あげたくて。ペンラは光ってなんぼだもんね。やっぱさ、明るい方がいいじゃん? だから光量あげてさ、で、俺はさ、クリスマスツリーも点滅してないの嫌いなの。点灯だけなんてダメ、点滅しないとさ」
会場一斉に点滅させ始める。さすが、よく躾られているw
「だからこれも点滅させたくて。そしたら一色しかできないってことで、本当はもっといろんな色に光らせたかったんだけど」
押して音が出るのと光量と点滅機能を全部備えると多色は無理とのこと。
「そうすると一万とか? いっちゃうらしくて。さすがにそれは無理かってことで、まあね、こうなったわけだけど。でも綺麗だね。明るいよね。……そうだ! 俺、最初さー、出てくるときさ、暗転にしたかったわけ。完全に真っ暗にしたかったの。でも見えてたでしょ?」ぷぴぷぴぷぴ……「でしょー?! そうだよね、めっちゃ明るくてびっくりしたもん。本当はあれね、真っ暗のはずだったの。なのにさ、めっちゃ明るくて。でも全部消しておいてっていうわけにもねえ、いかないしさ」
私(これはTwitterでつぶやかれるやつだな、明日以降、最初は消しておいてって出回るなーw)→予想通り、いくつもこのツイ見ましたw
PETボトルのお水を飲みつつ、グッズを取り出しては見せてくれる健くん。
「うちわはさ、これ、ね、まあこっち側は俺の顔なんだけど、裏はさ、これ、お花になってるの。でさ、みんなは俺の顔を向けて振ってくれると思うんだけど。……あ、ちょっとさ、じゃあ逆にしてみてよ。ね、俺の顔をそっち向きにしてえ……そうそうそう、そうするとさ、こう俺から見るとお花畑みたいになるの!」「まあさ、みんながもうね、俺にとっては花みたいなもんだけどね」「実際さ、お花畑みたいなもんじゃん? いい意味でも悪い意味でも、って、あ、ちょっと言葉が過ぎたかww」
言うなあw こういうところが健くんの恐ろしいところですよ。ちょっとー、V5のみなさーん! 健くんの鎖が外れてますよー!www
でもね、思ったんだけど。最初に「僕は夢を売ってるつもりはありませんよ?」とも言ってて。つまり、夢から醒めるようなことを言ってはいけないと分かってますよ、という意味だと思うんだけど、でもそれも笑いながら言ってて、客が夢だってわかってて夢を見に来ている、という前提で話してるわけ。んで、お花畑とか言ってその夢をぶち壊すようなこと言うんだけど、それは彼の中で一線引いているというか、ビジネスですからね、という釘刺しにもなってるのかなと思うんだけど、心底恐ろしいのは、それすらもまるっと含めて「健くんたらもう可愛いんだから」と受け取られる彼のキャラクター性よ。この駆け引きの絶妙な匙加減。V5がいないと暴走しちゃうとかいう話もあるけど(私も鎖が外れてるとか書きましたけど)、でも本当はそうじゃないんだよね。みんなに嫌われないギリギリを見極め、ビジネスアイドルとして振り切るわけでも、ファンに勘違いさせて結果失望させるわけでもなく、絶妙な距離感を保ちながらずっと追わせるっていうこのテクニック(だけではない彼のアイドル性)がマジでマジでマジでもうほんとうに生まれながらのアイドルだなって思うわけで、これはもう彼にしかできないアイドルのコンサートだなと心底思いました。後輩さんたちはぜひここ見習ってもらいたい。そう簡単にできることではないと思うし、それぞれのキャラクターというものがあるからこれが唯一の正解というわけでもないのだろうけど、いやでもほんと勉強になるよねこれはと思った次第でした。(誰の立場で書いてるんだ?)
語りた過ぎてうっかり改行を忘れるくらい健くんのアイドル魂に魅せられてしまいましたね。
気を取り直して。
えっとそうだ。ポスターの話。とてもいいのがあったのだけどやめた、ということで。
「いいなあと思ったんだけどさ。ほら、Twitterで聞いたじゃん? そんで、結果としてクリアファイルにしたんだけど。いやでも飾らないよねえ。え、どうなの? 飾る? みんな……飾る人、手を挙げて~」ぷぴぷぴぷぴ「それもういいからw そのブヒブヒやめてww」(いつから豚になったんだw)「はい、飾る人~」ぱらぱら「じゃあ飾らない人~?」たくさんの手があがる「うっわ全然飾らないじゃんww まあ、だよねー。だと思ったのよ。だからまあ俺の選択は間違いじゃなかったって言うね。日本の狭い住宅事情を考えてね、やめたわけですけど。正解だったね」
「で、このクリアファイル、良くない? おしゃれでしょ。裏が引き絵で……引きのね、絵になってるんですが」(説明になってないよ健ちゃんw)
「まあこっちはさ、全面が顔だから、俺だってわかっちゃうと思うけど、こっちならさ、ね、ぱっと見分からないかもしれない」(普段でも使いやすいでしょうってことかもしれないけど、まあ使いづらいですよw)
「ファンサ、今しとくからw 今回はね、回っていく感じじゃないからさ、まとめてやっとくからね、片っ端からw」
「あー何分話したんだろww」イヤモニで知らせてくれてるらしく、慌ててモニタを耳に当てる「あ、イヤモニで言ってる……えっ、もう14分?! マジかよ」
「じゃあもういく? 腰痛の人もいるかもだしね。座ってるのが一番良くないんだってよ? ね、だから立って……え、もう本当にいく? いっちゃうの? いっちゃうよ? いいの? 準備できた? ……いいんだな? いっちゃうよ? 俺、本当にいっちゃうからね。いったら止まらないよ?」
ぷぴぷぴぷぴぷぴ……!
「よし、じゃあいこうか」「よろしくお願いします」
アルバム曲から一曲、英語が多く……あっ、そういえば韓国語が入ってる曲もあったな、どれだっけか。前半かMCの後か忘れたなあ。あー。モニターにハングル出てたけど読めなくて悔しかったわ。手話のが分かったのにw
Wait For Youキター! かっけえっす! ああでもここは長野さんパート、ここは岡田さん……となってしまううう。
次のPINEAPPLEも、どうしても六人を想起してしまって、苦しくなってたら、畳みかけるようにFull Circleが来て……これはダメだった。六人で歌ってほしいやつだった。もちろん、「奥底でつながる六人の男たち」だから、健くんがV6どれだけ好きなのかは伝わってきた。すごくすごく好きなんだよね。多分、六人の方がうちらより好きな可能性ある。比べるもんじゃないけど。でもやっぱりそれでもどうしても六人が歌い踊るあのMVが脳裏に蘇って私は泣きました。どうして泣いているのか分からないけど泣いてしまいました。会いたい。V6に。会いたかった。好きで好きで仕方ない。失われたとか言いたくないし今も燦然と輝いているけれど、健くんが一人で(ダンサーさんたちと)歌い踊るFullCircleは……苦しかったです。
待って? どこでお着換えした?
MCでミラーの話をしていたんですそういえば。ロビーに曲面のミラーが置いてあって、なんだろうとは思っていた。現代アート好きな健くんだから、なんか意味があるんだろうと思いながら説明はなかったので分からないまま通り過ぎてしまったんだけど、その曲面が連鎖するようなミラーを使って撮られた映像がありまして、それがめちゃくちゃおしゃれだった。
健くんの腕が伸びたり、健くん同士がキスするように見えたり、複数人の健くんが溶けたり混ざったりするようで、何とも言えな不思議な映像だったけどすごく計算されて作られているなと思いました。
それで多分お着換えした。どこでだったかが判然としません。
着替えた健くんは真っ赤なシャツ、真っ赤なハット、真っ赤な手袋で、V6ファンとしては「どうしてそこまで赤」と思ってしまうほどに赤でした。ボトムスは白基調で黒とグレーで雲模様が入ったようなズボン。
アルバム曲が入り、次がThe ONE。これはまだ落ち着いて聞けた。会えなくても同じ空の下でお互いを思っている歌。健くんがファンを大事にしてくれているのが伝わってきて、とても良かったです。
映像。Remenber your loveのMVみたい? と思うような白い光管で作られたキューブの中に健くん。
(参考までにAvexのMVリンクです。https://youtu.be/m1UlWyOpRC0)
不穏な雰囲気から手に絡みつく赤いロープ。そこからどんどん絡み取られていく健くん。おいおいちょっと待てマジかクモの巣か、むしろ蛹かというくらい巻きとられていく健くん。これってさっき俺が感じた逃げられない苦しさと似てると思ってしまった。そんなことではないんだろうと思いつつ、捕らわれているイメージとしてはそうなのかなとか……。
この後の曲はアルバム曲で、Don’t let me go(私を離さないで)と繰り返されていたので、ファンを捕えて離さない健くんを思ったり、一年前のV6からいまだ卒業できていない自身を思ったり、複雑な気持ちが交錯して大変でした。アルバム曲の中では一番印象に残りました。
ちなみに健くんはロープで目隠しもされていてかなりエロティックでございました(無事死亡)。
ミニMC。
アルバムは六曲だけど、実は会場で七曲流していた。「わかんないよねw」ではその七曲目はいつ音源化されて我々の手に届くのでしょーか?!
「ありがとうとかさ、感謝とかさ、そういう言葉を使わないで伝えたかったの」「聞いてください、Answer」
モニターに映される歌詞が、普通の白文字ではなく、ゴールドだったり、健くんに重なったりする演出がとってもきれいで、生の健くんを見に来ているのにモニターに目が釘付けで、これがライブだとは思えない素晴らしい完成度の映像でしたほんとに。
映像。ドライブの続き。え、これ、「意味のないドライブ」じゃん! ていうか今日は水曜日だああああああああ!!!
車中で流れるV6の「意味のないドライブ」、そうか、音源をこういう形で使う……なるほど、これはありなんだね。何しろV6の曲もコーラスから入れ直して全部歌い直して新しく録ってるんだろうしなあ。
映像終わり。山の上から夕暮れを見下ろすショット。太陽をバッグに影になる健くんの美しい横顔よ……。
意味のないドライブ。
キタアー! でもあれよね、これも健くんが一人でうた……うた…嘘だろ……V6音源……健くん自分のパートしか歌ってないの?!?!?!?!
ここで私の涙腺は決壊しました。もう言葉にならない。まーくんが、剛くんが、岡田さんが、井ノ原さんが、長野さんが(順番に意味はありません)みんなが歌うV6の歌。しかもこれライブでは披露されてない。この……この……健くんのばかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
しかも奥に映る写真はブイロクの木。あああああああああああああああああああああああ……!!!
健くんV6好きすぎじゃんもうなんで五人がいないんだよなんでサプライズで出ないんだよ来てよもう再結成してくれていいんだよなんだよなんだよもう大好きじゃああああああああああああんん!!!
そして最後はクレレイ。おしゃん……。YOSHIEガールズの紹介もあり、一人ずつお名前呼んで感謝。大きな拍手。ありがとうございました!
で、終わり。
え………アンコールなし? MCの時、確かに「二時間で終わりたいわけよ、こちとら」とは言ってたけど……問答無用で終わりか。規制退場のアナウンス始まっとる……ふにゃ。
と、いうわけで。
いい時間でした。
MCからのギャップはさすがだったし、いやなんかもう全部が「さすが天才三宅健」としか言えない感じだったんだけど。
照明も舞台装置も衣装も演出も映像も音も歌詞表示もすべてがさすがすぎた。
彼一人でやりたいこと全部ぶっこむとこうなるんだねっていう、六人のものとはまた全然違う新しい世界を見せてもらった感じがした。
それはとてもかっこよくて本当に素敵で震えるほど素晴らしい体験だった。
私は六人が好きだし卒業できないしFullCircleのあの最後の六角形の白い部屋に閉じこもって想い出の曲を聴きながら一生泣いているファンだけれど、でもそれはそれとして新しい「三宅健の見せてくれる世界」をこれからも応援していこうと思えるコンサートでした。
ありがとう、健くん。
大好きです。
次回も楽しみにしています。
絶対また会いに行くからね!
#
by asa-no-ha
| 2022-10-13 10:17
| V6関連